「対面より人の意見が見やすい」アプリ使い児童が学ぶ DX指定校の塩山南小で公開授業 山梨
ICT技術を活用して子どもたちが主体的に学習する取り組みが県内でも広がっています。甲州市の小学校で30日、児童がアプリを使って自ら学ぶ授業が行われ、県内外の教育関係者に公開されました。
公開されたのは文部科学省のDX指定校となっている塩山南小6年生の社会の授業です。授業では児童がノートパソコンでアイデアを共有できるアプリを使い、「明治時代に日本がどう変化したか」をテーマに意見を出し合いました。
児童は
「対面でやるより(インターネット)でやる方が、ほかの人の意見が見やすかったりして新たな考え方が分かる。いい技術だなと思います」「今はパソコンに(文字)を打ったら全員の考えが一目で分かるから、この人はこういう考え方なんだなと思ってその人に『どうやってるの?』と聞きに行ける」
塩山南小は2年前からアプリを使って児童が自ら調べ課題をまとめる授業に力を入れていて、視察した教員らは授業の進め方などについて熱心にメモしていました。