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学長と事務局長のパワハラ認定 処分へ 外国籍の元准教授が申し立て 山梨英和大

2025年1月31日 15:38
学長と事務局長のパワハラ認定 処分へ 外国籍の元准教授が申し立て 山梨英和大

 山梨英和大学の元准教授の男性が大学幹部からのパワハラ行為を訴えていた問題で、大学側は31日、朴憲郁学長と法人本部事務局長の2人のパワハラ行為を認定したと発表しました。

 パワハラ行為を訴えていたのは外国籍の元准教授の男性で、すでに退職しています。

 大学側は外部有識者を交えた調査委員会による調査報告書の内容を踏まえた結果、朴学長と事務局長のパワハラ行為を正式に認定しました。今後、法人内に設置する人事委員会で処分を決めるとしています。

 関係者によりますと、元准教授の男性は「人格を否定されるような差別」や「教員の働きを否定される発言」をされたなどと主張していました。大学側は認定したパワハラ行為の具体的な内容について「現時点では公表しない」としています。

 山梨英和大の担当者は「被害を受けた方には法人としておわび申し上げます。今後は再発防止のための対策を講じ、信頼される学校法人となることを目指します」などとコメントしています。

最終更新日:2025年1月31日 18:24
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