大阪府教育員会は27日、生徒とSNSで私的なやりとりを行い、同僚教諭への誹謗中傷や性的画像を送るなどしたとして、大阪府交野市の中学校の男性教諭（37）を懲戒免職処分にしたと発表しました。

　大阪府教育委員会によりますと、男性教諭は大阪府交野市立の中学校に勤務していましたが、勤務先で使用する授業支援アプリを私物のスマートフォンにインストールした上で、2023年7月から11月にかけて、複数の生徒と私的なメッセージのやりとを行いました。中には、同僚教員を誹謗中傷する内容のメッセージや性的画像を送ったことが確認されたということです。

　2023年11月、匿名の保護者から市教委に「教諭が特定の生徒と私的なやりとりをしている」と通報があったことで問題が発覚。男性教諭は聞き取りに対し、同僚への誹謗中傷については「自分のやることを批判的に悪く言われて、やけくそになった。自分の心境を吐露した」などと認める一方、性的画像の送信については「生徒がタブレットやIDを持ち帰り、なりすまして行ったものだ」と否定しているということです。