「卑劣・悪質の極み」大阪で小学生女児10人に性的暴行などの罪 28歳男に求刑どおり無期懲役の判決
大阪府内で、小学生の女の子10人に性的暴行を加えた罪などに問われている男に対し、大阪地裁は18日、無期懲役を言い渡しました。
柳本智也被告(28)は、2016年以降、大阪府内で小学生の女の子10人に対し、カッターナイフを見せて「殺すぞ」と脅したうえで性的暴行を加えた罪などに問われています。
これまでの裁判で柳本被告は、起訴内容を認めた一方、検察は、最長で11か月前から女の子を尾行して帰宅時間を確認するなど入念に準備し犯行を繰り返したとして、無期懲役を求刑していました。
この日の裁判員裁判の判決で、大阪地裁は、「犯行は卑劣・悪質の極みであり、女の子の精神的・肉体的苦痛は想像を絶する。著しく高度の計画性も、認められる」として、検察の求刑通り無期懲役を言い渡しました。
最終更新日:2025年2月18日 19:23