「Xのルールに違反」“ウソの通報でSNS凍結、デマ拡散” 稲村陣営の告訴状を警察受理 兵庫知事選「今後の選挙のあり方に一石を投じたい」
兵庫県知事選挙で斎藤元彦知事に敗れた稲村和美さんの陣営が、選挙期間中にウソの通報でSNSのアカウントを凍結されたとした告訴状が兵庫県警に受理されたことがわかりました。
兵庫県知事選で前尼崎市長の稲村和美さんは、斎藤知事に約13万票の差をつけられ落選しました。稲村さんの陣営によりますと選挙期間中、後援会が運営する2つのXのアカウントが10日間にわたり「凍結」されました。
陣営は凍結の理由を「Xのルールに違反した」というウソの通報が多数行われたためとし、「選挙妨害」だと主張。
また、SNSで「外国人参政権を推進している」などデマを拡散されたとして、先月、偽計業務妨害と公職選挙法違反の疑いで告訴・告発状を提出し、20日、兵庫県警に受理されたということです。
後援会の津久井進弁護士は「今後の選挙のあり方に一石を投じたい」としています。