京都・祇園祭のハイライトである後祭の「山鉾巡行」で、24日午後2時前、「鷹山」の屋根の一部が電柱に接触して落下し、関係者2人がけがをして病院に搬送されました。

　消防によりますと、京都市中京区で、24日午後2時前、「鷹山の屋根の一部が巡行中に電柱に接触し一部が倒壊した」と関係者から消防に通報がありました。

　これまでに祇園祭の関係者の20代の男性と30代の男性の計2人が病院に搬送されましたが、打撲とみられ、いずれも軽傷だということです。

　鷹山は幕末の大雨や大火による損壊で「休み山」となっていましたが、2022年に約200年ぶりに巡行に復帰し、後祭の11基のうち、10番目に巡行を行っていました。