【速報】神戸山口組の組長宅に放火の疑いで75歳の男を再逮捕「ガソリンまいて燃やした」容疑認める 兵庫県警

神戸市北区にある神戸山口組の組長の自宅で発生した火事で、警察は3日、現住建造物等放火などの疑いで、75歳の男を逮捕しました。調べに対し、「ガソリンをまいて燃やしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
逮捕されたのは無職の鈴木正二容疑者(75)で、1月19日午後、神戸市北区鈴蘭台にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長の自宅の敷地内に侵入し、駐車中の車や建物の勝手口付近に火をつけた疑いがもたれています。
この火事により、車2台と建物の引き戸の一部などが焼損しましたが、けが人はいませんでした。現場には、ガソリンを入れていたとみられるポリタンク2つと、ライターが残っていたということです。
警察の調べに対し、鈴木容疑者は「塀を乗り越えて、車2台と建物にガソリンをまいて燃やしたことに間違いない」と容疑を認めているということです。
鈴木容疑者は、火事の直後、警察官に対して拳銃のようなものを向けたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕され(その後、不起訴)、銃刀法違反の疑いでも逮捕・起訴されていました。
警察は、鈴木容疑者を暴力団関係者とみていて、抗争事件の可能性が高いとして、詳しいいきさつを調べています。