誤って遮断機の中で信号待ちか 踏切で電車にはねられ中国籍女性2人が死亡「待つ場所は狭く危険」神戸
9日、神戸市の踏切で女性2人が電車にはねられ死亡した事故で、2人が中国籍だったとことがわかりました。踏切の中で誤って信号待ちをしていた可能性があるということです。
9日午後4時前、神戸市垂水区にある山陽電鉄の西舞子駅近くにある踏切で、女性2人が電車にはねられ死亡しました。
牧野天稀 記者
「踏切を渡ってすぐ信号があるのですが、待つための場所は狭くとても危険に感じます」
踏切の南側には交通量の多い国道を渡るための横断歩道があり、電車の運転士は事故の直前、「遮断機の内側で横断歩道の方を向いて立っている女性2人を見た」と話しているということです。
通りかかった人
「坂になっていて間隔が狭いので怖いですね」
「(踏切内で待ってしまう可能性は)高齢者だったらあるかもしれませんね」
その後の警察の調べで亡くなった2人は、中国籍の楊景文(よう・けいぶん)さん(24)と、張新恰(ちょう・しんこう)さん(23)だとわかりました。
2人が日本在住なのか観光客かなどはわかっていませんが、警察は誤って遮断機の内側で信号待ちをしていた可能性もあるとみて調べています。