京都府警のトップである本部長が複数の部下に対し、「殺すぞ」などと不適切な発言した疑いがあり、府警が調査していることがわかりました。

　京都府警の白井利明本部長は今年8月、府警本部内で勤務中に、部下の幹部職員に「殺すぞ」などと発言した疑いがあるということです。

　捜査関係者によりますと、こうした訴えは複数の部下たちから寄せられていて、白井本部長は今年8月から9月にかけて不適切な言動を繰り返していた疑いもあるということです。

　京都府警はパワーハラスメントに該当する可能性があるとして、警察庁に報告するとともに調査を行っています。

　白井本部長は「私から部下に対する不適切な発言があったことは事実であり、大変申し訳なく思っている。現在、調査を受けている立場で、詳細は差し控える」としています。