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【台風7号】東海道新幹線の運休で新大阪の利用客は「1日早くグリーン車で帰る」「家に帰る方が優先」東京~名古屋間で16日運転取りやめ

2024年8月15日 18:39
【台風7号】東海道新幹線の運休で新大阪の利用客は「1日早くグリーン車で帰る」「家に帰る方が優先」東京~名古屋間で16日運転取りやめ

 東海道新幹線は、台風7号の接近に伴い、16日の始発から東京~名古屋間で終日運転を取りやめます。臨時列車が運行しているJR新大阪駅から中継です。
(取材・報告=山本真帆 記者)

 こちら、JR新大阪駅の新幹線改札口前です。電子案内板には『計画運休のおしらせ』などと書かれています。

 JR東海は14日、台風7号の接近に伴い、東海道新幹線について、16日の始発から東京~名古屋間で終日運転を取りやめることを発表しました。これに伴い、15日は新大阪~東京間の臨時列車を午前中から8本運行しているのですが、それらも含めて15日の指定席の予約は全て満席だということです。

 JRの予約状況などを確認できるサイトなのですが、午後5時以降もほとんど『バツ』となっていて、予約が埋まってしまっています。午後3時ごろから取材を続けていますが、お盆ということもあり、多くの人が台風が直撃する前に帰宅しようとされておりました。

 神奈川に戻る人
「大阪の実家に帰省していて、もともと明日16日に帰るつもりだったが、台風で止まることになったので、急遽昨夜チケットを取り直して、いまから1日早く帰る予定にしました。グリーン車でギリギリ空いていました」

 埼玉に戻る人
「仕事で本来は明日帰る予定だったが(会社から)今日帰れと指示が来て、(仕事は)大丈夫じゃないけど家に帰る方が優先だということで」

 16日の新大阪~名古屋間については、全席自由席の『こだま』のみ、1時間に上下2本程度運行する予定です。また、東京までう回できる北陸新幹線や、特急『サンダーバード』は16日、臨時便を増やすことを発表していますが、状況によっては、北陸新幹線が運転を取りやめる可能性があるとしています。

 一方、関西空港や伊丹空港などでは、関東方面と結ぶ便を中心に、すでに一部欠航が決まっています。

 鉄道や航空各社は、今後も最新の情報を確認するよう呼び掛けています。

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