【速報】大阪・ミナミの飲食店ビルに放火未遂か 元従業員の男を逮捕「気を付けろよ」捨てぜりふも 「話すつもりはありません」と容疑を否認
去年の大晦日に大阪・ミナミの商業ビルに火をつけて燃やそうとしたとして、無職の29歳の男が逮捕されました。男は当時、このビルに入る飲食店の従業員で、数日前に店長から客の忘れ物を盗んだ疑いをかけられて口論になり、その際に「気をつけろよ」と捨てぜりふを吐いて店を辞めていたということで、警察が事件との関連を調べています。
放火未遂と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、大阪府豊中市に住む無職の村上勝宣容疑者(29)です。
警察によりますと、村上容疑者は去年12月31日の未明、大阪市中央区東心斎橋の商業ビルに侵入し、火をつけてビルを燃やそうとした疑いがもたれています。
火はビル関係者がすぐに気づいて消し止められ、ケガ人はいませんでした。
その後の防犯カメラなどの捜査で村上容疑者が浮上。村上容疑者は、このビルに入る飲食店の元従業員で、数日前に店長から客の忘れ物のイヤフォンを盗んだ疑いをかけられて口論になり、その際に「気をつけろよ」と捨てぜりふを吐いて店を辞めていたということです。
村上容疑者は調べに対し、「逮捕された件で話すことはない。今は話すつもりはありません」と容疑を否認しているということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。