高校野球の名門、京都の龍谷大平安高校の監督が、部員に暴力をふるったとして、自宅待機を命じられていることが分かりました。

　自宅待機を命じられているのは、龍谷大平安高校・野球部の原田英彦監督で、高校によりますと、2月中旬、授業を欠席した部員に担任が聞き取ったところ、「監督から暴力を受けた」と訴えました。

　原田監督は暴行を認め、高校は調査委員会を立ち上げ、ほかの部員などに聞き取りを進めているということです。すでに高野連に報告し、近く処分が決まる見通しで、高校は来週、会見を開くとしています。

　龍谷大平安高校は、甲子園出場が春夏通じて全国一の76回を誇り、1993年に就任した原田監督は、2014年の春の選抜大会で優勝するなど、野球部を19回、甲子園に導いています。