秋の行楽シーズンを前に、大阪府能勢町にあるライダーたちに人気の寺で、16日、警察などが安全運転を呼びかけました。

　この日、能勢町にある本瀧寺（ほんたきじ）では、警察などが、自身も大型バイクの免許を持つ、タレントの田中梨乃さんとともに、バイクの交通安全を呼びかけました。

　本瀧寺は副住職がバイク好きで、多くのライダーが訪れることなどから、愛好家らの間で通称「バイク寺」として親しまれています。

　大阪府内では、今年に入ってから7月までの交通事故で亡くなった68人のうち、約4分の1がバイクが関係する事故で、頭や胸を強く打って死亡するケースがほとんどだったということです。

　警察はヘルメットとプロテクターの着用や、日の入りが早くなるこれからの時期は、早めにライトをつけることなどを呼びかけています。