シュークリーム専門店「ビアードパパ」を運営する「DAY TO LIFE」は、1日から販売を開始した期間限定の商品について、本来表示すべきアレルギー成分表記の「落花生」を記載せずに販売したため、販売を中止した上で商品を自主回収すると発表しました。この商品を食べた2人が体調不良を訴えているということです。

　販売中止となったのは、1日から7月末まで全国のビアードパパで販売予定だった「ブラックモンブランシュー」（税込み販売価格290円）で、落花生を材料に使っていたにもかかわらず、アレルギー成分の表記をしていなかったということです。

　運営会社によりますと、1日午後3時ごろ、掲載していたアレルギーの一覧から記載が漏れていたことに店員が気づき、すぐに販売中止の措置がとられましたが、約1万700個が販売されたとしています。

　これまでに、商品を食べた2人が口の中がかゆくなったり、のどの腫れや湿疹が出たりするの症状を訴えているということです。

　2人はいずれも軽症とみられると説明していますが、運営会社は、商品を自主回収することを決め、商品またはレシート提示すれば返金対応するとしています。

　運営会社は「アレルギーの誤表記は命に関わる非常に危険な事故であることを再度強く認識し、今後はより一層管理体制を強化し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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