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AIで工事現場の“気象”予測 万博会場で実証実験始まる 熱中症の危険や悪天候などスマホに通知も

2024年7月31日 18:33
AIで工事現場の“気象”予測 万博会場で実証実験始まる 熱中症の危険や悪天候などスマホに通知も

 大阪・関西万博の建設現場で、AIを用いて気象を予測するサービスの実証実験が公開されました。

 大阪・夢洲で31日公開されたのは、工事現場の高精度な気象予測をピンポイントで行うサービスです。大阪ガスと大林組が開発したもので、過去の観測データを学習したAIを用いて、気温や降水量、雷などの情報を10分単位で予測。熱中症の危険や高所作業ができない悪天候が見込まれる場合、現場管理者のスマートフォンにも通知されます。

 大林組の現場管理者
「雨が降らないと思っていた日でも、急に雨が降る予報(の通知)があったときは、工程のシフトをチェンジしたというのは実際あります」

 実証実験は来年3月まで行われ、早ければ来年度中の実用化を目指しているということです。

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