金庫から現金が盗まれた事件。大胆にもスカートの中に隠す様子をカメラが捉えていました。

　カウンターに座る一人の女。

　これは大阪市北区にあるバーの防犯カメラの映像です。

　従業員がトイレに行っている少しの間を見計らってカウンターの中に。

　棚を物色し、何かを取り出しました。

　その後、女は取り出した白い封筒の束を、大胆にもスカートの中に隠しました。

　店のオーナーによりますと、1月5日、店のカウンター内に置いていた金庫から、現金約9万円が入った封筒が盗まれたということです。

　映像をみると、女は躊躇なく金庫がある場所に向かっていて、場所を事前に把握していた可能性があるということです。

　バーのオーナー
「前日も店に来られていて、閉店時間までいたので、たぶん締め作業の時にそこに売上金を入れているのを、多分見ていたんだと思います」
　（Q：入っていた封筒を取って、すぐ退店したんですか？）
「取っておなかの中に封筒を入れて、それから1時間くらい平然と飲んで帰っていきましたね」

　女は従業員の知り合いだったということで、その後、SNSでやりとりした際に金を盗んだことを認め、返金の意思を示していたということですが…。

　女
「振り込みが終わり次第連絡させていただきます。申し訳ありません」
「少し待ってください、今用意してます」

　バーのオーナー
「お金返してくれたらいいよって思っていたんですけど、どんどんウソばっかりつかれて、『振り込みました』『振り込まれていません』みたいなやりとりがずっと続いていて…」

　現在も返金はされていないということです。

　12日もオーナーが直接、女に電話をかけましたが…。

「おかけになった電話番号は、お客様のご希望により、しばらくの間止めております」

　電話はつながりませんでした。

　バーのオーナー
「大前提、お店の落ち度もあると思っていて、そんな取りやすい場所に置いてる僕らも悪いと思っているんで、そこはセキュリティー対策をしっかりして取られないようにする。あとは今回取ってしまった女の子は、しっかり反省して、罪を償ってほしいなと思っています」

　店は12日、被害届を提出し、警察が窃盗事件として調べています。