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全国初「紅麹」健康被害で被害者救済の弁護団結成「人生狂わせて対応なっていない」小林製薬と賠償交渉

2024年10月9日 18:56
全国初「紅麹」健康被害で被害者救済の弁護団結成「人生狂わせて対応なっていない」小林製薬と賠償交渉

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)を含むサプリメントによって、健康被害が相次いでいる問題で、被害者救済の為の弁護団が大阪で結成されました。

 弁護団は、大阪の弁護士17人で構成され、「紅麹サプリ」を摂取して腎障害を発症した被害者らを対象に、ウェブサイトで全国からの相談を受け付けます。
 小林製薬は、被害者への慰謝料を含めた補償の受け付けを行っていますが、9月、弁護士会が開いた説明会では「会社の対応が遅く、補償内容が十分でない」 などの不満の声があがっていました。

 健康被害を訴える女性
「人の寿命を縮めておいて、人の人生狂わせておいて(被害者への)対応も全然なっていないし、“被害者ファースト”を徹底してほしい」

 弁護団の結成は全国初で、今後、会社に対して、損害賠償の交渉も行う予定としています。

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