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大阪府立高校2校で新規募集停止へ 少子化で定員割れ続く 私立高校の完全無償化で統廃合進む可能性も

2024年8月26日 18:52
大阪府立高校2校で新規募集停止へ 少子化で定員割れ続く 私立高校の完全無償化で統廃合進む可能性も

 大阪府教育委員会は26日、2つの府立高校で再来年度から新規募集を停止し、閉校する方針を決めました。

 大阪府は入学志願者の数が定員割れした府立高校を統廃合するなど再編計画を進めています。

 この日の会議では大阪市の大正白稜高校と堺市の福泉高校の2校について、2026年度の入学者の募集を行わず、在校生が卒業し次第、閉校する方針を決めました。少子化などの影響で2つの高校では定員割れが続き、改善の見込みが立たないことが理由だということです。

 府の再編案は11月に行われる会議で正式決定される予定ですが、大阪府では私立高校の完全無償化により府立高校の統廃合がさらに進む可能性があります。

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