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【速報】JR東海社長 "事故後"初めて会見「多くのお客様にご迷惑を」東海道新幹線の車両衝突を謝罪

2024年8月8日 14:00
【速報】JR東海社長 "事故後"初めて会見「多くのお客様にご迷惑を」東海道新幹線の車両衝突を謝罪
JR東海の丹羽俊介社長(8日)

 7月、保守用の車両同士が衝突して脱線し、東海道新幹線の一部区間で始発から運転を取りやめた事故について、JR東海の丹羽俊介社長が事故後、初めてとなる会見で、改めて謝罪しました。

 JR東海の丹羽社長は会見で、約25万人の利用者に影響が出たことについて、「東海道新幹線の復旧に時間がかかり、多くのお客様に多大なるご迷惑おかけして大変申し訳ございません。原因はすでにお知らせしているとおりですが、今後その対策を実施し、再発防止に努めて参りたい」と改めて謝罪しました。

 また、復旧の見込みなど運行情報の発信の在り方について、「経験したことのない状況の中で、見込みを早くに出すべきと同時に正確な情報を出すのは大変難しい。課題を勉強していきたい」と述べました。

■事故の原因は…誤った方法でのブレーキ点検

 7月22日、東海道新幹線の線路上で保守用の車両2台が衝突して脱線し、作業員4人がケガをしました。この影響で、22日は名古屋~浜松の間の上下線で、終日運転を見合わせました。JR東海によりますと、「のぞみ」を中心に上下線であわせて328本の運転を取りやめ、約25万人に影響が出たということです。

 JR東海は原因について、保守車両の点検方法が誤っていて、一部車両のブレーキ力が低下していたことから、ブレーキがほぼ利かない状態だったことを明らかにしています。

 車両を導入した2010年から誤った方法でブレーキの点検を続けていたということで、JR東海は正しい点検方法などをマニュアル化することで、再発を防ぎたいとしています。

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