【卓球】話題の“六角形ラケット”のメリットは? 製造元に聞いてみた
スウェーデンのモーレゴード選手が持つ六角形ラケット(AFP=時事)
■メリットはスイートスポットの大きさ
この『サイバーシェイプ』というラケットを製造している『スティガ・スポーツ』によると、六角形ラケットにはいくつかのメリットがあるといいます。
まず『スイートスポットの大きさ』。
大多数のプレーヤーにとって好ましい打撃エリアがラケットの先端にあることに注目し、サイバーシェイプでは先端部分のサイズが大きくなっています。先端の打撃エリアは、一般的なシェークハンドのラケットと比較して11%も大きく、また重量が重くなりすぎないように、下部を削ったことで、角がある形になったということです。
さらにこの平面の形は卓球台との相性も良く、円形のラケットと比較して、より台に近づけてのプレーが可能になります。これにより、台に近い位置のボールもしっかりとラケットの打撃エリアでとらえて打ち返すことができるということです。