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小1プールで溺死「命を守る対策を一切していなかった」学童保育の元園長を書類送検 泳ぐ力確認せず

2024年7月18日 18:40
小1プールで溺死「命を守る対策を一切していなかった」学童保育の元園長を書類送検 泳ぐ力確認せず

 去年、滋賀県長浜市のプールで小学生がおぼれ死亡した事故で、学童保育の責任者だった男が書類送検されました。

 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、滋賀県長浜市の「キッズパーク放課後児童クラブ」の元園長です。元園長は、去年7月、プールで常に監視するなどの注意義務を怠り、小学1年生の男の子がおぼれていることに気づかず死亡させた疑いがもたれています。

 警察によりますと、死亡した男の子は泳ぐことができませんでしたが、元園長は男の子やほかの児童の泳ぐ能力を事前に確認していなかったということです。調べに対し、元園長は「児童の命を守るための対策を一切していなかった」などと、容疑を認めています。

 事故をめぐっては「安全対策を怠っていた」とする第三者委員会の調査報告を受け、市がガイドラインを設けるなどの再発防止策をまとめています。

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