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維新候補の西田薫氏 有権者に送ったハガキ2000枚に団体や支援者名を無許可で「推薦」と記載し謝罪 大阪6区

2024年10月24日 20:26
維新候補の西田薫氏 有権者に送ったハガキ2000枚に団体や支援者名を無許可で「推薦」と記載し謝罪 大阪6区
24日

 27日に投開票が行われる衆院選で大阪6区に立候補している日本維新の会の候補者が24日、選挙期間中に有権者に宛てて送ったハガキ約2000枚について、一部の団体や支援者の名前を無許可で「推薦団体」「推薦人」として記載していたことを明らかにしました。

 公職選挙法では、選挙期間中、候補者や政党が有権者に向けてハガキを送ることを認めていて、自身の経歴や政策のほか、推薦人の名前を記載することもできます。

 27日投開票の衆院選に、日本維新の会から立候補している大阪6区の西田薫さんは24日午後、大阪市内の党本部で緊急会見を開き、自身の事務所で用意したハガキ約2000枚に記載ミスがあったとして謝罪しました。

 西田さんは、これまでの政治活動で作成してきた支援者名簿を使い、宛先や推薦団体・推薦人の名前を印字して発送したということですが、その際に、本来であれば最新の名簿を参照するところ、誤って、約20年前に初めて選挙に出た際の古い名簿を参照したため、すでに解散した団体や亡くなった人の名前を、無許可で推薦団体・推薦人として記載してしまったということです。

 23日、推薦団体として名前が掲載されていた団体の関係者からの指摘を受けてミスに気が付いたということで、24日午後の選挙活動は中止し、事実確認を行ったということです。会見の時点では、選挙管理委員会には報告しておらず、公職選挙法に抵触するかどうかの確認もまだ行っていないとしています。

 西田さんは、25日からは選挙活動を再開し、記載ミスのあるハガキを受け取った約2000人に対しては、「いち早くお詫びしたい」と話しました。

 大阪6区は、守口市、門真市、大阪市旭区、大阪市鶴見区からなる選挙区で、西田さんのほか、届け出順に、参政党の月足舞子さん、共産党の渡司考一さん、公明党の伊佐進一さん、立憲民主党の福留陽子さんが立候補しています。

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