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24万軒を超える大規模停電、原因は地中の送電ケーブルの不具合か JRや京阪も運休や遅れ 大阪

2024年8月15日 17:25
24万軒を超える大規模停電、原因は地中の送電ケーブルの不具合か JRや京阪も運休や遅れ 大阪

 15日未明、大阪市などで24万軒以上が停電し、JRや京阪電車も始発から運休するなどしました。地中の送電ケーブルに何らかの不具合が生じたということです。

 杉森カメラマン
「午前7時半過ぎです。こちらの城東区にある交差点では、全ての信号が止まっており、車は大幅に減速し、譲り合いながら走行しているのがわかります」

 関西電力送配電によりますと、15日午前4時過ぎ、大阪市や守口市の一部地域で24万軒を超える大規模な停電が発生しました。これにより、JR西日本の大阪環状線や東西線、京阪中之島線の全線などで、始発から運休や遅れが出ました。

 また、交差点で信号機も点灯しなくなったほか、オフィスビルでは自動扉が開かなくなり、入口に列をなす人の姿が見られるなど、通勤時間帯に大きな影響が出ました。

 通勤者
「びっくり。どうなるんやろと思ってます。」
「知らなくて来て、1時間15分くらい(ビルの外で待っている)。暑い。大変です」

 15日午前7時40分過ぎに送電が再開され、現在は全て復旧しています。地中の送電ケーブルに何らかの不具合が生じ、変電所のブレーカーが作動したということで、関西電力は詳しい原因を調査しています。

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