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夏の風物詩「梅の天日干し」始まる 暖冬で梅の収穫量減も例年どおりの品質に仕上がり 和歌山・田辺市

2024年7月23日 12:23
夏の風物詩「梅の天日干し」始まる 暖冬で梅の収穫量減も例年どおりの品質に仕上がり 和歌山・田辺市

 梅の産地で有名な和歌山県田辺市で「夏の風物詩」梅の天日干しが始まっています。

 和歌山県田辺市では梅雨が明けたこの時期、梅の天日干しが行われ、夏の風景を彩っています。6月に収穫された梅の実は塩漬けにされた後、たたみ1畳ほどの木製の皿に1つ1つ並べられます。専用の道具で時折、ひっくり返しながら太陽の光がまんべんなく当たるように作業を行っていくと、3日ほどで、はじめは黄色だった梅の実が赤みがかり、表面に塩がふき出してくると、仕上がりとなります。

 今年は暖冬の影響などで梅の収穫量は少なかったものの、出来上がった梅干し自体は例年どおりの品質に仕上がっているということで、たる詰めにされた後、地元の農協を通じて全国に出荷されます。

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