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終戦直後に原因不明の大爆発で沈没「浮島丸」犠牲者549人を追悼する集会 京都・舞鶴市

2024年8月24日 15:24
終戦直後に原因不明の大爆発で沈没「浮島丸」犠牲者549人を追悼する集会 京都・舞鶴市

 終戦直後、京都府の舞鶴湾で沈没した輸送艦「浮島丸」犠牲者を追悼する集会が、24日午前、舞鶴市内で開かれました。

 今年で79年目を迎える追悼集会は、浮島丸」が沈没した場所を望む舞鶴市内の慰霊碑の前で開かれ、約250人が参列しました。

 「浮島丸」は旧日本軍の輸送艦で、終戦直後の1945年8月24日、青森県から韓国の釜山へ向かう途中、舞鶴湾で爆発、沈没しました。「浮島丸」には、戦時中に日本に連れてこられた朝鮮人労働者らが釜山港に帰るため乗船していましたが、舞鶴湾で原因不明の大爆発を起こし、乗客と乗組員合わせて549人が亡くなりました。

 追悼集会で、参列者らは黙とうを捧げ、追悼碑の銅像に花を手向けた後、海に花を投げ入れ犠牲者を偲んでいました。

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