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「特にキレがあった」松井裕樹が1回3奪三振の好投 指揮官の評価さらに上昇

2024年3月26日 17:06
「特にキレがあった」松井裕樹が1回3奪三振の好投 指揮官の評価さらに上昇
パドレス・松井裕樹投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLBオープン戦 マリナーズ4-1パドレス(日本時間26日、ペトコ・パーク)

松井裕樹投手が日本時間26日、本拠地ペトコ・パークで行われたマリナーズとのオープン戦に5番手として登板。1回を1安打、3奪三振、無失点と好投を見せました。

松井投手は迎8回からマウンドに上がると、先頭のガーバー選手に約148キロのストレートをライトへ運ばれヒットを許します。それでも続く打者をスライダーで空振り三振に仕留めると、その後の打者もスライダーで三振を奪い三者連続三振でこの回を終わらせました。

ドジャースとの韓国開幕シリーズでも2試合連続無失点救援と活躍を見せた松井投手。連投について「毎日投げるのが中継ぎの仕事なので、使ってもらえることをうれしく思って、なかなか投げられない時間が長かったんで、試合に出られるというのはすごくうれしいですね」と語り、第1戦での大谷翔平選手との対決については「すごく緊張感がありながらワクワクした、すごくいろんな感情が入り混じった1試合目だった」と振り返りました。

今シーズンの目標を問われると「負けた後、勝った後でロッカーの雰囲気も全然違うので、試合後にいい気分で過ごせるように多く勝てるように、その中に少しでも自分の力でチームの力になれたらいいなと思っています」と意気込みました。

この日の試合は敗れたものの、パドレスのシルト監督は「ブルペンはみんな良かった。松井は特にキレがあった」と松井投手の投球をたたえました。