巨人菅野が宮古島で阪神藤浪らと自主トレ
巨人の菅野智之投手が11日、自主トレをしている沖縄・宮古島からリモート取材に対応し、「新しい環境で新鮮な気持ちでできていると思う」と話しました。
去年のこの時期はポスティングシステムを利用しメジャーリーグ移籍を目指して渡米。帰国後の自主隔離などで十分な自主トレ期間を設けることができなかった菅野投手は、シーズンで6勝7敗と思うような数字を残せず、東京五輪では代表に選出されながら出場を辞退するなど、苦しい一年となりました。
今オフは巨人の中川皓太投手、鍬原拓也投手に加え、阪神の藤浪晋太郎投手と12月下旬頃から宮古島での自主トレを開始。「遠投で80、90m投げていますし、今年に関しては(キャンプ)初日からブルペンに入ろうと決めているので、例年に比べたら仕上がりは早いと思います」と順調な仕上がりをアピールしました。
今回、自主トレに同行している阪神・藤浪晋太郎投手については「フィジカル的にも強い。けがで離脱もあまりない」と話す一方、「苦手な運動動作とか、彼にとってこれが必要ではないかと見える部分もある」と、藤浪投手に必要なことをアドバイスしているといいます。そして「彼と一緒にやることで刺激を受けていますし、お互い高め合って良い関係性の中でできていると思います」と自身への好影響もあると話しました。
復活を目指す今年「チームとしては日本一しかないと思いますし、自分としても今までにないような充実したシーズンにしたいと思っていますので、しっかり覚悟を持ってキャンプインできればと思います」と決意を語りました。
球団提供