野球解説者で元阪神の赤星憲広さんが２３日、日本テレビ『Ｇｏｉｎｇ！Ｓｐｏｒｔｓ＆Ｎｅｗｓ』で、日本ハム・新庄剛志ビッグボスからの臨時コーチへのオファーについてコメントしました。

新庄監督は、２月から始まるキャンプで選手たちに技術や理論を学ばせるため、様々な分野のスペシャリスト８人を臨時コーチとして招へいすることを明言。その８人のスペシャリストの１人として、赤星さんが挙げられています。

２１年１１月、日本ハムの監督就任会見後に対談を行った２人。新庄監督はチーム作りの最も強化するポイントに“走塁”を挙げ、「脚で点を取りにいく野球を目指す」と口にしていました。

その対談の中で、現役時代３８１個の盗塁を決め、５年連続の盗塁王に輝いた走塁のスペシャリストである赤星さんは、盗塁についてアドバイスを求められると、「一二塁間の直線上（最短距離）に入る」と返答。

それを受け新庄監督は、「臨時コーチ決まり、走塁の。シーズン中でもいいから頼む。誰かがやらないと時代は変わらないから、俺たちが思い切ったことをやって変えていく協力もしてほしいし、お願いしにいくと思う」と臨時コーチへの打診をしていました。

番組の放送で、赤星さんは「昨年、対談の時に冗談気味にお誘いいただきましたが、もし正式にオファーをいただければ、お力になれたらなとは思っています」と、臨時コーチ就任に前向きな考えを明かしました。