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「苦しい展開があった」女子バレー・日本が世界ランク1位に勝利 古賀紗理那が31得点の活躍

2024年5月16日 17:00
「苦しい展開があった」女子バレー・日本が世界ランク1位に勝利 古賀紗理那が31得点の活躍
日本代表・古賀紗理那選手(写真:時事)
◇バレーボールネーションズリーグ2024女子大会予選ラウンド 日本3-2トルコ(日本時間16日・トルコ、アンタルヤ)

パリ五輪出場をかけた最後の戦いとなるネーションズリーグに出場中の世界ランク9位・バレーボール女子日本代表。初戦で世界ランク1位のトルコと対戦しました。

第1セット、石川真佑選手のプッシュで日本が先制に成功します。その後は互いに点を取り合う均衡状態が続きますが、11-11から古賀紗理那選手のスパイクが決まると、そこから6連続得点。その後は徐々に点差を縮められますが、最後は古賀選手のスパイクが決まり25-23で日本が第1セットを先取しました。

勢いに乗った日本は第2セット序盤から猛攻を見せ一時は8点のリードを奪います。終盤リードを縮められ21-21となりますが競り合いから古賀選手がサービスエースを獲得。23-21からはバックアタックを決めるなど日本のエースが躍動し、第2セットを連取しました。

しかしトルコも世界ランク1位の強さを見せ、第3セットを23-25、第4セットを20-25で落とし、勝負は最終第5セットへともつれ込みます。

最終第5セット、立ち上がりに3連続でポイントを奪われますが、山田二千華選手のサービスエースなどで逆転に成功。6-5から古賀選手がスパイクを決めると、続けざまにサービスエースを決めるなど日本が4連続得点。その後も日本リードで試合を進めマッチポイントを迎えます。最後はオープントスから古賀選手が強烈なスパイクを決めきり日本が勝利。大接戦を制し世界ランク1位のトルコから大金星を奪いました。

古賀選手はこの日両チーム最多の31得点をあげる活躍でチームをけん引。試合後には「最初の2セットは後半も苦しい展開があったが勝つことができて、3,4セット目の苦しいときも変わって入った選手が奮起してくれた。そこで第5セットにつながって勝つことができたので自信になりました」と試合を振り返りました。