男子バレーボール日本代表が7日、ナショナルトレーニングセンターで会見を行い、その後練習を公開しました。

男子代表は現在世界ランキング4位。イタリアでプレーする石川祐希選手や高橋藍選手らを擁し、過去最強とも言われ、パリ五輪でもメダル獲得が大きく期待されています。

キャプテンを務める石川選手と高橋選手は今月イタリアから帰国したばかり。この日の練習には参加しませんでしたが、フォトセッションの前にボールを手にすると“ある行動”を始めました。それがサッカーのパス回し。石川選手と高橋選手、リベロの山本選手と小川選手の4人で四角形の形を組むと、足や頭、肩、胸など手以外を使い、ノーバウンドでパス回しを始めました。

バレーボールのルール上、床につかなければ体のどこを使っても問題ないこともあり、試合中は足や頭でボールをあげることもある選手たち。石川選手らは多いときは30回近くノーバウンドでボールを回し、報道陣からは思わず「お～」という声も漏れました。サッカーが好きだと言う高橋選手は床に手を着きながらの低い体勢でもヘディングでボールを返し、サッカー技術の高さも見せつけました。

男子代表は今月末に開幕するネーションズリーグに出場し、その後パリ五輪にのぞみます。