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小林陵侑「オリンピックの“魔物”は自分」メダルケースを自作する意外な一面も

2022年2月16日 22:41
小林陵侑「オリンピックの“魔物”は自分」メダルケースを自作する意外な一面も
news zeroで「五輪の“魔物”は自分」と話した小林陵侑選手
北京五輪スキージャンプで金銀2つのメダルを獲得した小林陵侑選手(25)が15日、日本テレビ『news zero』の取材に応じました。

インタビュー冒頭、小林選手が見せてくれたのは、お手製の“メダルケース”。「汚い字が映っちゃった」とつぶやきながらも、ジャンプスーツの生地を使ってミシンで縫ったという白いケースを披露しました。表には手書きで「ゴールドメダル」の文字。金銀2つのメダルを首からかけていると、メダル同士がぶつかって音が鳴ってしまうため、製作したということです。

そんな器用な一面を見せた小林選手は、「北京五輪を振り返ってどのような収穫がありましたか?」と聞かれると、「五輪に入るまではすごくワールドカップで苦戦していたので、こういう結果になると思っていなかった。自分を信じてパフォーマンスすることができたので、それがメダルにつながったんじゃないかなと思います」と振り返りました。

また、ジャンプに向かう際のルーティンについては、「だいたい何番ぐらいで上にあがって、靴ひもを結んでっていうのはあるが、特にルーティンは決まっていない」と答えた一方で、ウォーミングアップの際には、ヒップホップを聴いていることを明かした小林選手。お気に入りのアーティストを聞かれると、「ずっと聴いているのは、KOHHさんとか、JP THE WAVYくんとかLEXくんとか聴いています」と答えました。

そして、金メダルを獲得したノーマルヒルは、「苦手意識があったので、軽くというか、全体の流れで通して見られていたのが大きかったかなと思う。すごく自信になりました」と話し、ラージヒルについては、「1回も飛んだことのないジャンプ台だったので、すごく新鮮で楽しかった」とそれぞれの種目に挑んだ際の心境を語りました。

最後に、「オリンピックに魔物はいましたか?」と聞かれると、「オリンピックの魔物は、僕と、ラージヒルで金メダルを取ったリンドビーク選手が魔物だったんじゃないかなと思う」と、意外な回答。「みんなも僕がノーマルヒルで金メダルを取ると思っていなかったと思う。リンドビーク選手がすごいジャンプを見せたのは、やっぱり(ほかの選手にとって)魔物だったんじゃないかな」と話しました。
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