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船木和喜が小林陵侑のジャンプを徹底解説!「完璧なジャンプ」「対応能力が選手の中で一番高い」

2022年2月13日 20:52
船木和喜が小林陵侑のジャンプを徹底解説!「完璧なジャンプ」「対応能力が選手の中で一番高い」
長野五輪の自身と比べながら小林陵侑を解説する船木和喜さん (写真:築田純/アフロスポーツ)※1998年長野五輪当時
長野オリンピックの個人ラージヒルと団体ラージヒルで金メダルを獲得したスキージャンプ選手の船木和喜さんが日本テレビの『シューイチ』に生出演。今大会の男子ラージヒルで銀メダルを獲得した小林陵侑選手のジャンプについて解説しました。

番組内では「残念ではあるんですけど内容はもう世界一。僕の心の中では2冠とっている」と後輩の活躍に満足している様子。スキージャンプでは自身以来の金メダルということについて、船木さんは銀メダルから金メダルを獲得したことに触れ、「僕と逆だから(船木さんは銀をとってから金)プレッシャーはかなりあったと思う」とねぎらいました。

1本目のジャンプについて問われると、「ほぼ完璧です。条件には恵まれているんですけれども全く空中で動かないんですよ。無駄な動きがないっていうことは100パーセントの技術を出しているからこそのこと」とべた褒め。2本目のジャンプについては、「大体の選手がローリングを2回3回と繰り返してしまうんですけど一発で止めている」とすごさを語りました。

改めて小林選手のすごさを問われると、「対応能力が高い」と一言。通常はオリンピックの前にプレ大会があり、当日と同じ会場を使うが、今回は新型コロナの影響でできませんでした。選手は知識として形状や角度の情報を得ていますが、飛んでみた感覚とは全く違う可能性が高いそう。「ノーマルヒルの結果が出たのは対応能力が一番高い証拠」と解説しました。

最後に共演者から「じっと画面を見ていた」と暴露されると「ノーマルヒルは銀メダルしか持っていないので、次会ったときから”さん付け”で呼ばないといけない」と笑いを誘いました。