ワリエワ選手ドーピング疑惑めぐり…CAS、14日午後に裁定結果通知を発表
北京オリンピックに出場しているROC(=ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑をめぐり、CAS(=スポーツ仲裁裁判所)は、14日午後に裁定結果を関係者に通知すると発表しました。
CASによりますと、ワリエワ選手のドーピング疑惑をめぐり、すでに提訴しているIOC(=国際オリンピック委員会)などに加えて、12日、新たに国際スケート連盟もロシア反ドーピング機関の決定を不服として、提訴したということです。
CASは13日夜、オンラインで関係者から聴取を行った上で、14日午後に裁定結果を関係者に通知するということです。13日の聴取にはおよそ50人が参加するとみられ、本人が希望すればワリエワ選手も参加する可能性があるということです。
これに先立ち、中国・北京市内のホテルに開設されたCASの臨時支所では、聴取のための部屋が設置されていました。
これまでのところ、ワリエワ選手ら関係者の姿は確認されていません。
ROCが優勝したフィギュア団体の結果の扱いについては、CASの裁定を受けて国際スケート連盟が最終的な判断を下す見通しです。