IOC「15日までには結論」ワリエワの資格停止処分についてCASの裁定を待つ
禁止薬物「トリメタジジン」が検体から陽性反応でSPへの出場が注目されるカミラ・ワリエワ選手 (写真:AFP/アフロ)
IOC(国際オリンピック委員会)は12日、定例記者会見を開き、ロシア・オリンピック委員会として参加しているフィギュアスケートの15歳カミラ・ワリエワ選手のドーピングに関する問題で、「(女子のショートプログラムが行われる)15日までには、結論が出るだろう」としました。
会見では欧米系のメディアからワリエワ選手に関する質問が相次ぎましたが、IOCの広報担当者マーク・アダムス氏は「RUSADA(ロシア反ドーピング機関)のワリエワ選手の資格停止処分解除に異議を申し立てているので,コメントできない」などとしました。
ワリエワ選手を巡っては、今月8日に去年12月25日のドーピング検査で採取した検体から禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が出たことが発覚。ワリエワ選手は資格停止処分を受けていました。
しかし、RUSADAはワリエワ選手側からの抗議を受け、その翌9日に停止処分を解除し、IOCとWADA(世界反ドーピング機構)が、その解除に対し、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に異議申し立てを行っています。
フィギュアスケート女子シングルのSPは15日に、フリーは17日に行われます。それまでにCASからの裁定が下されるのか、注目されます。
会見では欧米系のメディアからワリエワ選手に関する質問が相次ぎましたが、IOCの広報担当者マーク・アダムス氏は「RUSADA(ロシア反ドーピング機関)のワリエワ選手の資格停止処分解除に異議を申し立てているので,コメントできない」などとしました。
ワリエワ選手を巡っては、今月8日に去年12月25日のドーピング検査で採取した検体から禁止薬物「トリメタジジン」の陽性反応が出たことが発覚。ワリエワ選手は資格停止処分を受けていました。
しかし、RUSADAはワリエワ選手側からの抗議を受け、その翌9日に停止処分を解除し、IOCとWADA(世界反ドーピング機構)が、その解除に対し、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に異議申し立てを行っています。
フィギュアスケート女子シングルのSPは15日に、フリーは17日に行われます。それまでにCASからの裁定が下されるのか、注目されます。