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DeNA大田泰示が引退会見 松井秀喜から受け継いだ『55』は「いろんな意味でいい経験」 ファンへの感謝語る

2024年11月19日 6:00
DeNA大田泰示が引退会見 松井秀喜から受け継いだ『55』は「いろんな意味でいい経験」 ファンへの感謝語る
引退会見に臨んだDeNA・大田泰示選手
プロ野球DeNA大田泰示選手が18日、引退会見を行いました。

大田選手は2008年に東海大相模高からドラフト1位で巨人に入団。日米通算507本塁打の松井秀喜さんが背負った背番号「55」をプロ1年目からつけました。

巨人に在籍した通算8年間では225試合で9本塁打、40打点という成績。それでも2017年に日本ハムへトレード移籍するとブレイクを果たします。移籍した2017年から4年連続で2桁ホームランを記録。さらに守備では強肩を武器に2020年にゴールデン・グラブ賞を獲得し、自身初のタイトルを手にしました。

そして2022年からはDeNAに移籍。加入3年目となる今季はプロ初の1軍出場ゼロに終わり、引退を決意しました。

会見で大田選手は「まだまだ野球をやりたい気持ちはありますが、新たなステージに向かうことを決断し、今は後悔や悔いはありません」と語りました。

プロ生活16年を振り返ると「ドラフト1位で入団して55番をつけさせてもらったことは自分の中でいろんな意味でいい経験になりましたし、くすぶってる中もジャイアンツのコーチ・監督に熱心に指導していただいて、その指導のおかげで移籍したファイターズで4シーズンレギュラーとして規定打席に立てたことは自分の中で大きなターニングポイントになった。栗山監督に出会い、野球を楽しむことができました。この経験をもとにベイスターズに移籍して東海大相模で慣れ親しんだ横浜スタジアムでプレーできたことは野球人生の中で大きな1ページになりました」と振り返りました。

応援してくれたファンへは「3球団ともにファンの方々は僕に力をくれたし、ファンのために頑張れた、ファンには感謝しかない、僕を応援してくれてありがとうございました」と思いを語りました。
最終更新日:2024年11月19日 6:00