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「爪痕残したい」ジャンプ小林陵侑 唯一とっていないタイトル獲得へ「目指すのはヒルサイズ超えのビタラン」

2025年2月27日 7:03
「爪痕残したい」ジャンプ小林陵侑 唯一とっていないタイトル獲得へ「目指すのはヒルサイズ超えのビタラン」
札幌W杯で優勝した小林陵侑選手(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
約1年後に迫ったミラノ・コルティナ五輪を前に、26日、ノルディックスキーの世界選手権がノルウェー・トロンハイムで開幕します。

この大舞台で、“初制覇”を狙うのが、スキージャンプ小林陵侑選手です。

3年前の北京五輪では、金・銀二つのメダルを獲得。さらに、ジャンプ週間、W杯総合優勝など、日本選手初の快挙を次々と成し遂げてきた小林選手にとって、世界選手権は唯一とっていないビッグタイトルです。

今季序盤はジャンプがかみ合わずに苦戦していましたが、W杯をスキップして、国内での調整に臨むなど、心身ともにリフレッシュ。

2月に札幌で開催されたW杯では、2連勝するなど、調子を取り戻してきています。

日本勢26年ぶりとなる金メダルへ、「気持ちでは勝ちます」と力強く語った小林選手。

「そんな簡単じゃないとは思うんですけど、自分のジャンプがどれだけ通じるか、何が足りないのか見て来たい」とうなずき、「飛びたいですね。やっぱ目指してるのはヒルサイズ超えのビタラン(ビタビタなランディング=着地)なんで。試合で爪痕を残したいです」と意気込みました。
最終更新日:2025年2月27日 7:03