◇パリオリンピック2024 サッカー女子(大会3日目＝日本時間29日)

女子サッカー予選リーグは、各グループ第2戦までが終了しました。

4チームずつ3組のグループに分かれて総当たりで対戦。予選リーグの各組上位2チームと、各組3位のうち成績上位2チームが準々決勝に進むことができます。

グループAは、カナダが連勝。しかし、監督の違反行為から「勝ち点6」の減点等の措置をされており、勝ち点はまだ0でグループ3位。1勝1敗の勝ち点3で得失点の差により1位がコロンビア、2位が開催国のフランスとなっており、グループ最終戦はフランスとニュージーランド、コロンビアとカナダが激突します。

グループBは、アメリカが連勝で勝ち点6へ。準々決勝進出を決めています。アメリカを追うドイツとオーストラリアは、1勝1敗の勝ち点3。次戦ドイツはザンビアと、オーストラリアはアメリカと戦います。

グループCは、スペインがナイジェリアを1-0で下し、連勝で勝ち点6となり、準々決勝進出が確定。初戦のスペイン戦を落とした日本は、崖っぷちで迎えた強敵ブラジルに2-1で逆転勝利。アディショナルタイムに熊谷紗希選手がPKや19歳の谷川萌々子選手の決勝ゴールが飛び出す、劇的勝利となりました。

日本が2位に浮上し、ブラジルが3位に転落。日本は次戦のナイジェリア戦で引き分け以上で勝ち点を4以上にすれば、各組3位のうち成績上位2チームが確実となり、準々決勝進出が決まります。