◇パリオリンピック2024 男子サッカー 予選リーググループD(大会2日目=日本時間27、28日)

大会2日目を迎えたパリオリンピック・サッカー男子日本代表は、予選リーグ第2戦でマリに勝利し、グループステージ突破を決めました。

日本は両チーム無得点で迎えた後半37分、右サイドからのクロスにシントトロイデン所属の山本理仁選手が押し込み先制します。しかし、試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに、VAR判定の末ハンドでPKを与えてしまいますが、守護神・小久保玲央ブライアン選手のプレッシャーにマリ代表のキッカーが枠を外し失敗。リードを守り抜いた日本が1-0で勝利し、予選リーグ2連勝でグループリーグを突破しました。

グループDもう一試合のイスラエルとパラグアイの一戦は、劇的な結末となりました。前半はパラグアイの1点リードで折り返しますが、その後イスラエルが同点で追いつき、2-2のまま試合はこうちゃく状態に。しかし、後半アディショナルタイムに入ると、パラグアイが立て続けに2つのゴールを奪って、4-2で劇的な勝利を飾りました。

予選リーグ2戦目を終えて、日本の準々決勝進出が決まったグループDでは、パラグアイが今大会初勝利で勝ち点3を獲得し、初戦でマリと引き分けているイスラエルは勝ち点1のままとなっています。