元西武・吉川光夫投手 BC栃木に入団決定
BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスは27日、昨季で西武を戦力外となった吉川光夫投手(33)が、投手コーチ兼任で入団したことを発表しました。
吉川投手は2007年に高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。12年には14勝をあげ、防御率1.71で最優秀防御率とパ・リーグMVPを獲得。さらに、ベストナインや最優秀バッテリー賞にも輝きました。しかし、昨季加入した西武では、5試合の出場にとどまり、勝敗なしで戦力外となっていました。
BC栃木は、元巨人の寺内崇幸氏が監督を務め、元ヤクルトの飯原誉士氏がヘッドコーチ兼任選手に。そのほかには、川﨑宗則選手も所属していて、25日には元阪神の高野圭佑選手が入団しています。
吉川投手はチームを通じ、「この度、栃木ゴールデンブレーブスに入団することになりました。一試合でも多く勝ち試合をファンの皆様に見せられるように頑張りたいと思います。またコーチとしては、選手に寄り添い、良い所を伸ばしてあげられるよう指導し、一人でも多く活躍できる選手を育てていきたいと思います」とコメントしました。
吉川投手の所属先決定にSNSでは「みつおさん良かった」、「野球を続けてくれてありがとう」や「監督は寺内だし楽しみ」など祝福のコメントが寄せられました。
さらに、ともに日本ハムでプレーし、昨季、現役を引退した鶴岡慎也さんは「ずっと気になっていた2012年ベストバッテリー賞を一緒に獲得した吉川光夫の移籍先が決まりました!コーチ兼任で大変だと思うけど光夫の投げる姿をまたNPBで見たいので復活に期待しています」とエールを送りました。