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【女子サッカー】表彰式で選手の唇にキスしたスペイン会長が謝罪「もう少し考えるべきだった」

2023年8月22日 17:32
【女子サッカー】表彰式で選手の唇にキスしたスペイン会長が謝罪「もう少し考えるべきだった」
エルモソ選手をハグするルビアレス会長(写真:ロイター/アフロ)
◇FIFA女子ワールドカップ決勝 スペイン1-0イングランド(21日、アコースタジアム)

優勝したスペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が、表彰式でジェニファー・エルモソ選手をハグした後に、唇にキスをしたことについて、謝罪しました。

これはテレビ中継で流れたもので、表彰式の最中、ルビアレス会長はメダルを授与された選手にハグを行っていました。しかし、エルモソ選手に対してはハグの後に、顔を両手でつかみ、唇にキス。

これをみていた視聴者から、疑問の声があがりましたが、ルビアレス会長はスペインのラジオ局に対し、「どこにでも(批判をする)バカな人たちはいる。2人の人間が、少しでも好感情を持ち合わせていれば、そんな人たちを鑑みていられない」などと語っていました。

しかし、当該の選手が「好ましくはなかった」などと発言したという報道もあり、国際的な批判の声が強くなると、ビデオメッセージで「私は間違っていました。あの瞬間の感情としては、悪い意味はまったくなく、自然とやってしまったことです」と謝罪しました。

「自然の流れで普通に起こってしまったこと」とルビアレス会長は続けましたが、「それでも、この事案で気分を害した人たちがいる。それゆえ、私は謝罪をしなければならない。この連盟の会長としての重要性を理解し、この出来事から学ぶ必要がある。もう少し考えるべきだった」としました。