巨人からFAでオリオールズに移籍した菅野智之投手が日本時間25日、2日後に控えたパイレーツとのオープン戦先発に向け意気込みを語りました。

監督からの先発を伝えられた際「だいたい決まっていたので、予定通りここまで進めてこれたので、とりあえず良かったです」と落ち着いた様子の菅野投手。

昨季、巨人でリーグトップの15勝3敗、防御率1.67を記録、最優秀選手賞を受賞しました。

20年オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた菅野投手ですが、新型コロナウイルスの影響を鑑みて移籍を断念。今季改めてメジャー挑戦し、いよいよ初実戦に臨みます。

菅野投手は「特別な感情はないですけど、まずしっかり任されたイニングと球数を消化できればいいかなと思います」と話します。

菅野投手の球をライブBPで受けた正捕手のアドリー・ラッチマン選手から「彼はコントロールが良く、変化球は6種類ありフォークが素晴らしい。色々な方法で相手を攻撃できる武器を持っていると思います」と高評価をもらっている菅野投手。

オープン戦でのテーマは「あんまり結果にはこだわらず、しっかりまたキャッチャーとコミュニケーションを取ったりとか、 慣れるということが一番優先だと思うので、しっかりそれも意識して投げればいいなと思います」と堅実さは見せつつ「楽しみな気持ちはすごくあります」と語りました。