【広島】新井監督「今日も100%以上で応えてくれました」森下暢仁を絶賛 燕打線を91球で“マダックス” 打っては猛打賞で打率4割
◇プロ野球セ・リーグ 広島3-0ヤクルト(25日、マツダスタジアム)
広島の森下暢仁投手が投打で躍動。打っては3安打、投げてはヤクルト打線を9回2安打完封勝利で6勝目を挙げました。新井貴浩監督も「100%以上で応えてくれました」とたたえています。
雨が降るコンディションの中でテンポ良く快投。3塁を踏ませぬ投球でヤクルト打線を91球で2安打完封勝利。100球未満で完封勝利するマダックスを達成しました。
また打っては高橋奎二投手から3打数3安打。猛打賞は今季2度目でした。投手ながら今季21打数9安打で打率.429と、投打で本拠地をわかせました。
新井監督は「コンディションが良くない中、すばらしいピッチングだった。初回からまっすぐが走っていたので、全ての球種をコントロールできていた」とピッチングを絶賛。投打での輝きに「彼に期待するものはたくさんありますので。今日も100%以上で応えてくれました」とニヤリと笑いました。
6回には相手のエラーから1点を先制。2アウト2、3塁の場面で森下投手をリードした會澤翼選手がインコースのボールをレフト前へ運び、リードを広げました。
打撃も好調な森下投手の前を打つ會澤選手には、「あの2点タイムリーは大きかった。追い込まれてからインサイドのボールを根性で持っていきましたね。まだまだ力ありますね」とコメント。「(森下投手は)今日も猛打賞ですか。投げてよし、打ってよしで、(前を打つ)會澤もよりいっそう気合入ったんじゃないですか」と振り返りました。