◇プロ野球セ・リーグ 阪神4―1ヤクルト(27日、神宮球場)

阪神は先発・青柳晃洋投手の6回109球、1失点の好投もあり、ヤクルトに快勝。クライマックスシリーズ進出へ向け3位に浮上し、巨人と並びました。

青柳投手はこの勝利で自己最多タイのシーズン13勝目。試合後の防御率は2.05、勝率が.765となり、最多勝利・最優秀防御率・最高勝率のタイトル獲得が見えてきました。

▽以下、青柳投手のヒーローインタビュー

――8月2日以来、自身8試合ぶりの勝利となりました。今のお気持ちを聞かせてください。

「ずっとしんどかったですね。チームに貢献できていないのが分かっていたので、何とか野手に打ってもらって、中継ぎに抑えてもらって、やっと勝つことが出来ました」

――そんなご自身苦しい中で、クライマックスシリーズ進出へ負けられない残り3戦、その初戦を任されました。どんな思いでマウンドに上がっていたのでしょうか？

「何がなんでも勝つしかないので、チームが少しでも勝つ可能性が残るピッチングができればと思って投げました」

――チームを勝利に導く6回109球1失点、素晴らしいピッチングでしたがピッチング振り返っていただけますか？

「(坂本)誠志郎のリードもそうですし、高寺とかの好守備もあったので、それでも野手が先に点を取ってくれたというのがすごく投げやすかったです」

――今日の勝利で自己最多タイ、昨シーズンに続いての13勝目。2年連続のタイトル獲得というところも見えてきましたが、その点はいかがでしょう？

「タイトルを獲得できれば、ものすごくうれしいですし、何よりもチームの勝利に貢献できたというのが一番です」

――青柳投手の好投もあり、クライマックスシリーズ進出へ望みがつながっています。残り2戦、今日戦ったスワローズ相手ですがチームを代表して意気込みをお願いします。

「明日、(伊藤)将司が僕よりいいピッチングをしてくれると思うので、全部勝ってCSへ行けるように頑張るので最後まで応援よろしくお願いします」