プロ野球・ヤクルトは28日、球団キャラクターのつば九郎の契約更改に臨みました。

24年12月、つば九郎は契約更改のため球団事務所を訪れたものの、「つば九郎ハウ巣」の営業終了に伴い郵送に不備があり、部屋に入れず。サンタクロースの衣装を身にまとっていたこともあり「まさに『あわてんぼうのさんたくろーす』じょうたいです」とコメントを残していました。

その際に「じかいはぜひあおきGMほさとはなしあいがしたいです」と要求したつば九郎。今回の会見はその言葉に応え、青木宣親GM特別補佐も同席しました。

青木氏は「いつもこんなに集まるんですか」と記者の人数に驚がく。たくさんの人に見守られながら、
つば九郎は“年俸6万円、ヤクルト1000飲み放題”でサインしました。

青木氏と交渉したつば九郎はコメントを発表。「あおきGMほさとはさくねんまでいっしょにたたかってきたおとこだから、いろいろわがままいおうかともまよいましたが、もうすでにけいえいしゃとしてのいちめんをちらつかせむりでした」と交渉が難航したことを明かしました。

つば九郎の昨季の働きについて青木氏は「あんまり見ていなかったですね、くるりんぱぐらいは見ていたけど」と厳しい評価。

それでも「なにかつめあとをのこしたい」と豪語したつば九郎は、ホテル代の高騰に伴う遠征費の引き上げを要求。青木氏からは「なんとかします。(上に)かけあいます」と前向きな回答をもらい、無事契約に至りました。