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2022年4月30日 19:58

織田記念陸上 悪天候で大波乱 100mで小池祐貴がV 多田修平は決勝進めず

織田記念陸上 悪天候で大波乱 100mで小池祐貴がV 多田修平は決勝進めず
100mを制した小池祐貴選手

◇日本グランプリシリーズ 第56回織田幹雄記念国際陸上競技大会(29日、広島広域公園陸上競技場)

広島県で開催された、陸上・織田記念。激しい雨や強い風による悪天候、さらに有力選手の欠場が相次ぎ、大波乱の結果となりました。

グランプリ種目最初のレースとなった110mハードル予選は、土砂降りの雨により、レースが一時中断する事態に。約3時間後に行われた決勝は、雨が上がったものの、向かい風1.5m、気温14.5度と肌寒く、決していいとは言えないコンディション。

日本記録保持者の泉谷駿介選手が足首の違和感により決勝を棄権するなか、レースを制したのは、泉谷選手の後輩で、順天堂大学3年生の村竹ラシッド選手でした。

父親がトーゴ人、母親が日本人の村竹選手は、ハードル界期待の“新星”。中盤からリードを奪うと、トップでフィニッシュ。

「今日はタイムは狙えないと思っていたので、しっかり勝ちきることを意識した」と冷静な20歳が見据えるのは、7月の世界選手権。参加標準記録“13秒32”について、「しっかりいいコンディションで走れれば普通に出ると思っているので、どこで切ろうとかは意識せずに、切るのが当たり前みたいな感じでいこうと思っています」と自信をのぞかせました。

注目の男子100mは、予選2組に登場した多田修平選手がまさかの結果に。持ち前の“ロケットスタート”が不発、10秒57の5位となりました。

上位8人が進めるA決勝に残れず、B決勝へ回ることになった多田選手。しかし、左ハムストリングスに張りがあり、棄権しました。またデーデー・ブルーノ選手は、予選10秒89で決勝に進めませんでした。

日本代表クラスの選手が不在のなか、優勝を手にしたのは、これが国内初戦となった小池祐貴選手。向かい風3.3mの悪条件のなか、10秒49をマークしました。

レース後、小池選手は「風が強かった。(風に)押されながらのレースだった」とコメント。タイムについては、「許してあげようかな。合格点は超えたんじゃないですかね」と苦笑いしました。

女子100mには、東京五輪の4×100mリレーメンバーをはじめ、国内トップクラスの選手が勢ぞろい。そのなかでレースを制したのは大外8レーンの御家瀬緑選手。
ここ数年は不調に苦しんだものの、復活をアピールしました。