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レスリング鏡優翔 願いを込めた「ネイル」のおかげで初の世界選手権代表内定

2022年6月16日 21:34
レスリング鏡優翔 願いを込めた「ネイル」のおかげで初の世界選手権代表内定
世界選手権代表に内定した鏡優翔選手
レスリング 2022年明治杯全日本選抜選手権(16日、東京・駒沢体育館)

9月に行われる世界選手権の代表選考を兼ねた全日本選抜選手権は、およそ3年ぶりに有観客で行われました。

初日に行われた女子76キロ級は、21年全日本王者の鏡優翔(ゆうか)選手(東洋大)が、松雪泰葉(やすは)選手(ジェイテクト)との決勝を4―0で制し優勝。初の世界選手権代表に内定しました。

試合後、観客席に向かい大きなガッツポーズを見せた鏡選手。

「大学生になって、初めての有観客。授業でいつも一緒の友達が見に来てくれて、力になった。観客にガッツポーズ出来ることがうれしかった」と喜びを語りました。

最近はジェルネイルにはまり、集中すると「5時間平気でかけてしまう」と話す鏡選手。

この大会に向けても、2日前に自分でネイルし、右手は金メダルの「金」、左手にはスマイルマークや、日本国旗などをデザイン。

「願いをこめて塗りました。(優勝は)ネイルのおかげだと思う」と笑顔を見せました。

世界選手権への目標を聞かれると「パリ五輪は私が絶対に行くと決めている。世界選手権の金メダルが、まずは大きな一歩だと思って、頑張ります」と意気込みました。

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