プロ野球・巨人に加入した田中将大投手が28日、春季キャンプの地・宮崎での合同自主トレで報道陣の取材に応じ、チームに合流したその心境を語りました。

巨人のチームウエアに身を包んだ田中投手は、ランニングやキャッチボールなどで汗を流します。途中ブルペンで戸郷翔征投手と10分ほど談笑する場面もありました。

またウオーミングアップの際には、小学生時代にチームメートだった坂本勇人選手と会話。「何か言葉は交わしましたけれど、覚えていない」と話し、「ジャイアンツに入ったなという感じですね」と笑顔をみせました。

また緊張したかという質問には「もちろんです」と回答。「選手で知っている人やコミュニケーションを取ったことがある人も全然いないので、緊張はします」と話しつつ、「自分からも積極的にコミュニケーションをとっていろいろな話ができれば」と意欲をみせました。

前日に宮崎入りした田中投手は、夜に選手やスタッフとの食事会に参加。「選手、スタッフの方と食事する機会があったので、スムーズに入ることができました」と語りました。

宮崎を訪れるのは12年ぶりだという田中投手。キャンプインに向けて「徐々に温めていきながらステップアップしたい」と力を込めました。