◇プロ野球パ・リーグ 楽天7-6ロッテ(16日、ZOZOマリンスタジアム)

楽天の浅村栄斗選手が16日のロッテ戦で、これぞ4番という姿を見せつけました。

4番・指名打者でスタメン出場した浅村栄斗選手。初回は美馬学投手からレフトスタンドへホームランキング独走となる17号2ランで先制。その後も右へ左へとヒットを放ち、7回までで4安打を記録します。

そして3-3の9回2アウト1塁の場面では相手の守護神・益田直也投手と対戦。アウトコースいっぱいのストレートを右中間スタンドへ、この日5安打目は勝ち越しの18号2ランとなりました。

この試合は3-2と1点リードの8回、2番手の鈴木翔天投手がポランコ選手にこの日3本目となる痛恨の同点ホームランを浴び、追いつかれる嫌な展開。鈴木投手はベンチで悔しい表情を浮かべていました。

だからこそ、ヒーローインタビューでは「いつも頑張っているソラ(鈴木翔天)が打たれちゃったんで、なんとか自分のバットで、そういう思いを込めていきました」と頼もしい言葉を残しました。

楽天は今月、10勝3敗と絶好調。そのチームを引っ張る浅村選手は月間打率4割超えに7本塁打20打点と頼もしさは増すばかり。「明日はオールスター前の最後の試合なので、しっかり勝って前半戦を終えたいなと思います」と力を込めました。