バスケットボールNBAは日本時間9日、トレード期限締め切りを迎え、フェニックス・サンズに所属した渡邊雄太選手が3チーム間トレードによりメンフィス・グリズリーズに移籍することとなりました。

渡邊選手は2018年にグリズリーズで田臥勇太選手以来2人目のNBAデビュー。それからトロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツと渡り歩き、今季からサンズの一員としてプレーしていました。

今季の渡邊選手はここまで29試合の出場で1試合平均13.2分出場、3.6得点、1.6リバウンド、3ポイント成功率32パーセントの成績。年が明けた1月は出場5.5分と出場機会に恵まれず、苦しい時間を過ごしていました。

移籍先のグリズリーズは現在、渡邊選手から背番号「12」を譲り受けたエースのジャ・モラント選手やデズモンド・ベイン選手など主力選手が相次いでケガで離脱。18勝34敗でウエスタンカンファレンスで15チーム中13位という成績。

移籍が決まった渡邊選手は自身のSNSで「これだから人生って楽しい」とコメント。

これに対して「どこに行っても応援してます」「まさかの古巣！！グリズリーズでの活躍楽しみです！！」「人生って楽しい！！ほんとそうですよ！！どこへ行っても雄太さんの活躍見てますよー！！」とファンからエールが送られました。

不振にあえぐチームで再び出場機会を得られるか、渡邊選手の古巣での活躍が期待されます。