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阪神“今季初の4連敗” 前川右京のプロ初ホームランも実らず 9回ゲラで追いつかれ 延長10回押し出しサヨナラ

2024年5月31日 22:23
阪神“今季初の4連敗” 前川右京のプロ初ホームランも実らず 9回ゲラで追いつかれ 延長10回押し出しサヨナラ
阪神・岡田彰布監督
プロ野球セ・パ交流戦 ロッテ5x-4阪神(31日、ZOZOマリン)

8試合連続3得点以下と、打線が低調な阪神。

1-3と2点ビハインドで迎えた6回、高卒3年目の21歳前川右京選手が活躍。ノーアウト1塁での場面。ロッテ先発・美馬学選手のストレートを右中間スタンドへ。プロ第1号となる2ランホームラン。

「もうとにかく必死に食らいついて、後ろにつないでいく気持ちでした。前の打席からいい形でスイングできていましたし、チームに貢献することができてうれしいです」と喜びのコメント。試合の雰囲気を一変させる一発を放ち、3-3の同点に追いつきます。

さらに7回、2アウト2塁のチャンスで再び前川選手。ロッテ2番手・菊地吏玖投手から、バットを折りながらもライト前へタイムリー安打。この日猛打賞となる勝ち越しの1打を放ち4-3とリードします。

しかし9回に誤算。抑えのゲラ投手が、1アウト満塁のピンチを背負うと、ロッテ3番高部瑛斗選手に犠牲フライを打たれ4-4の同点。

さらに延長10回、7番手・漆原大晟投手が2アウト満塁のピンチ。最後はロッテ2番小川龍成選手に押し出しの四球でサヨナラ負け。これで阪神は、今季ワーストの4連敗。9試合ぶりに4得点を挙げたものの、勝利にはつながりませんでした。一方のロッテは19年ぶりとなる10連勝達成となっています。